音響設備工事会社を選ぶ際のポイントとは?
音響設備工事会社の選び方とは?
音響設備をご検討中の方にとって、どこに提案・見積依頼をすればいいのか?迷うことが多いと思います。
音響設備工事とは、業務用音響機器を用途や音環境に合わせて組み合わせ、システムを構築する工事のことです。
最近では、そのことを理解しないままに、建物形状や音響特性を軽視して、音響設備をパターン化して、同じシステムを提案・施工している業者が増えています。
音響特性を軽視すると、本来の目的を達成できないばかりか、運用面で音響トラブルになる可能性があります。
音響設備の導入を検討する際は、電器店や電気工事会社ではなく、音響設備工事会社へ、ご相談することをお勧め致します。
こちらのページでは、音響設備工事会社を選ぶ際のポイントについて、ご紹介致します。
音響設備工事会社を選ぶ際のポイント
音響設備工事会社を選ぶ際の主なポイントは、下記の通りです。
業務用音響機器関連の知識や経験が豊富な工事会社を選ぶ。
音響設備は単品の機器ではなく、システム機器ですので、業務用音響機器の知識と経験が必要です。
音響障害等の問題に対応可能な音響設備工事会社を選ぶ。
音響障害の原因は、「機器の問題」「音響調整の問題」「施工の問題」「建築音響の問題」など、様々です。
音響障害に対応する為には、多方面から、原因を追究できる知識と経験が必要になります。
提案・設計・施工を自社で行える音響設備工事会社を選ぶ。
案件によっては、設計と施工が分離しているケースもありますが、一貫して行える音響設備工事会社は、現場対応力が高いと言えます。
音響設備工事会社の施工実績を確認する。
可能な限り、多種多様な施工実績があるかを確認しましょう。
建築音響・電気音響の知識と技術を有する音響設備工事会社を選ぶ。
特にエコー(注1)・カラーレーション(注2)・ロングパスエコー(注3)といった音響障害が発生した際に、建築音響・電気音響の知識がないと原因を特定して、対処することができません。
- 注1:エコーとは?
- 注2:カラーレーションとは?
- 注3:ロングパスエコーとは?
エコーとは、直接音から遅れて聞こえてくる反射音の内、直接音と分離してずれて聞こえるもので、音が聞き取りづらくなる音響障害です。
カラーレーションとは、反射音が干渉して音色が変わる音響障害です。
ロングパスエコーとは、発生した音が反射によって、遅れて聞こえてくる音響障害で、明瞭度が低下する現象です。
一級建築士等の関連資格を保有しているかを確認する。
音響設備工事は、建築と密接な関連性がありますので、一級建築士等の関連資格を保有している方が、望ましいと言えます。
残響時間測定等を自社で実施できるかを確認する。
必要に応じて、音響設備の性能を客観的な測定データとして、提示可能になります。
音響技術者が、直接、現場対応可能な音響設備工事会社を選ぶ。
音響設備工事を下請け会社に丸投げする業者が、増えています。
音響設備は、設置して、接続すれば完了するものではありません。
ケーブルの種類やルート、機器の配置や調整等、現場で適切な判断が必要な場合があります。
音響設備工事は、音響技術者が、直接、現場対応可能な会社を選びましょう。
以上が、音響設備工事会社を選ぶ際の主なポイントについてのご説明です。
音響設備をご検討の際は、建築音響・電気音響はもちろんのこと、音響機器仕様・音響測定等の知識や技術のある音響設備工事会社に見積・設計・工事依頼しましょう。
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