音楽教室音響・防音工事のご提案

音楽教室音響設備・防音工事の検討ポイント

音楽教室の音響設備・防音工事を検討する際のポイントについて、まとめています。

音楽教室の音響設備を検討する際は、周辺への騒音対策として、同時に防音工事を検討する必要があります。

こちらのページでは、音楽教室の主な課題と音響設備・防音工事の各々の検討ポイントについて、ご紹介致します。


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音楽教室の主な課題

音楽教室の音響及び防音面の主な課題は、下記の通りです。

  • 音楽教室内が響きすぎて、音が聴きづらい。
  • 音楽教室内の音楽や声が周辺に漏れて、騒音等のクレームになる。
  • 音楽教室内の音響特性が悪く、練習に支障を来している。
  • 発表会等の演奏場所の環境に少しでも近づけたい。

以上が、音楽教室の音響及び防音面の主な課題です。

音楽教室においては、防音対策のみを優先して、音響特性を軽視する傾向があり、本来の目的を達成できていないケースが増えています。

実際に音楽教室で練習する生徒さんの間では、ホールやスタジオの音質・タッチに少しでも、近づけて欲しいとの要望が多くなっています。

ピアノ教室・バイオリン教室などの音楽教室を新規開業・リニューアル予定の方は、防音対策と同時に室内音響を重視することをお勧め致します。


音楽教室音響設備の検討ポイント

室内音響設計

ピアノ教室・バイオリン教室などの音楽教室では、防音対策はもちろんのこと、より良い音を録音すると共に、快適に演奏できる室内の良好な音環境を実現する為の内装設計が大切です。

音響障害の防止

高音質で快適な音空間を実現するためには、響きの長さ(残響時間)を調整するだけではなく、音質や音色を調整すること、すなわち響きの質を設計することが必要です。

特に平行に対向する反射性の大きな面がある場合は、エコー(注1)やカラーレーション(注2)といった音響障害となりますので、対策が必要となります。

  • 注1:エコーとは?
  • エコーとは、直接音から遅れて聞こえてくる反射音の内、直接音と分離してずれて聞こえるもので、音が聞き取りづらくなる音響障害です。

  • 注2:カラーレーションとは?
  • カラーレーションとは、反射音が干渉して音色が変わる音響障害です。

最適残響時間

極端に響きが少ない空間や、響きすぎて原音がわからないような部屋では、良好な音環境ではありません。

レッスン室の残響時間は、音楽のジャンルや演奏者の好みによってことなりますが、平均的には、室内平均吸音力が25%~35%程度の設定が最適な残響時間を得られる目標値です。

また、好みによって残響や反射面、吸音面を変えられるような、可変装置を設置する音楽教室も増えています。


音楽教室防音工事の検討ポイント

防音設計の目標値

音楽教室は、室内で出す音が隣接する部屋や隣戸へ騒音にならないようにすること、及び隣室や屋外からの騒音が練習に支障ないようなレベルにすることが重要です。

防音室の防音性能は、D値という遮音性能の等級で評価されます。

隣室の使用条件によって必要な防音性能は変わりますが、Dr-60~Dr-65が目標値となります。


以上が、音楽教室の主な課題と音響設備・防音工事の各々の検討ポイントについてのご説明です。

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