宴会場音響設備をご検討中のお客様へ
宴会場音響設備を検討する際のポイント
宴会場音響設備(音響システム)を導入・更新する際の検討ポイントについて、まとめています。
ホテル等の宴会場の場合、残響時間を計算・設定せずに建てられている場合があり、響き過ぎて明瞭度が悪く、運用に支障をきたしているといったケースがあります。
また、宴会場の利用目的も多岐にわたる為、実際の運用面でも、課題を抱えている場合が多いようです。
宴会場音響設備の導入・更新で失敗しない為にも、業者選定を含め多方面から慎重に検討することが、大切です。
宴会場音響設備の主な問題点
宴会場音響設備の導入後の問題点
- 室内の反響が多く、明瞭度が悪い。
- 室内が響きすぎて、聞き取りずらい。
- フラッターエコーなどの音響障害がある。
- ハウリングが多く、運用に支障がある。
- 運用面で、クレームがあるので、改善したい。
音響設備を導入後に、上記のような音響トラブル等が多く、弊社へも、問い合わせが増えています。
音響トラブルは、室内形状等の建築音響や電気音響に起因することもありますが、機器選定や音響調整で改善することもあります。
当サイト「プロ音響ドットコム」では、宴会場音響設備で、多くの施工実績があります。
宴会場音響設備のことなら、お気軽にお問合せください。
宴会場音響設備の検討ポイント
音響障害の防止
高音質で快適な音空間を実現するためには、響きの長さ(残響時間)を調整するだけではなく、音質や音色を調整すること、すなわち響きの質を設計することが大切なポイントになります。
特に平行に対向する反射性の大きな面がある場合は、エコーやカラーレーションといった音響障害となりますので、対策が必要となります。
最適残響時間
極端に響きが少ない空間や、響きすぎて原音がわからないような部屋では、良好な音環境ではありません。
宴会場の残響時間は、使用用途にもよりますが、平均的には、室内平均吸音力が25%~35%程度の設定が最適な残響時間を得られる目標値です。
室内音響設計
宴会場の音響設備を検討する際は、建築音響・電気音響の両面からのアプローチが重要です。
せっかく導入した設備が、宴会場内の音響特性により、反響が多すぎる、音質が悪い、話づらいといった音響障害も多く、弊社にも、多くのご相談が寄せられています。
<参考>残響時間測定
最適な残響時間は、その部屋の用途と体積により推奨値が決まります。
残響時間が最適であっても、フラッターエコー等の音響障害により問題が起きることもありますので、特に拡散音場でない音空間では、室形状、吸音面の配置に注意が必要となります。
残響時間測定の方法は、室内でスピーカよりピンクノーイズを発生させ、定常状態にして音を止め、その減衰音を記録し、60dB減衰するまでに要する時間を算出します。
音源位置は、出来るだけ部屋に音が拡散するようにセットし、受音点は、部屋の大きさを考慮した多点の平均値とします。
当サイト「プロ音響ドットコム」では、宴会場音響設備の残響時間測定・音響調整・リフォームのご提案も行っています。
宴会場音響設備のご提案ポイント
宴会場の場合、披露宴・会議・パーティー等、多目的に利用することが多く、その前提で音響設備の仕様を検討することが大切です。
また、音響設備導入後の運用を想定した操作卓やコンセント類の配置、さらには、スピーカーの配置等も慎重に検討することが大切です。
最近では、宴会場の構造や運用面を考慮せずに、音響設備をパターン化して、同じシステムを提案・施工している音響業者が増えています。
宴会場音響設備の導入・更新で失敗しない為にも、建築音響・電気音響・音響機器仕様・音響測定等の知識や技術を総合的に有する音響業者へ、ご相談することをお勧め致します。
弊社の宴会場音響設備の主な実績
- パレスホテル丸の内音響コンサルタント
- ホテル日航金沢宴会場音響調整・音響測定
当サイト「プロ音響ドットコム」では、実績・経験が豊富な音響技術者が、お客様のご要望に合わせて、提案・設計・施工を行っています。
宴会場音響設備のことなら、お気軽にお問合せください。
プロ音響ドットコムが選ばれている7つの理由
- お客様のご要望を丁寧に現場に反映しています。
- 提案・設計・施工監理を一貫して行っています。
- 室内の響きや、音質を重視した設計・施工を行っています。
- プロ市場で蓄積した技術と実績で、お客様の課題を解決します。
- 全員が技術者の会社ですので、無理な営業は致しません。
- 遮音性能測定・残響時間測定等も、自社の技術者で行います。
- お客様のご要望に合わせて、安心価格でご提案致します。
宴会場音響設備のことなら、弊社へお任せください。
お問合せ・お見積等、もちろん無料です。