マンション防音工事(防音室)について

マンションで防音工事(防音室)を行う際の注意点

マンション防音工事の概要と防音工事(防音室)を行う際の注意点について、まとめています。

マンション等の集合住宅で防音室工事を行う際は、戸建て住宅よりも、さらに慎重に検討することが大切です。

こちらのページでは、検討時に必要なマンション防音工事(防音室)の基礎知識とポイントについて、ご説明致します。


マンション防音工事 マンション防音工事1 マンション防音室

マンション防音工事(防音室)の基礎知識と注意点

日本建築学会によるマンション遮音性能基準

マンションを設計する場合、防音性能は通常下記表の値を基準に行われています。

マンション等の集合住宅では、1級のD-50程度が標準ですので、楽器演奏する場合は防音工事が必要となるわけです。

<集合住宅(マンション)居室の遮音性能基準>

マンション 防音

マンションGL工法の音漏れ対策

GL工法とは、プラスターボードをコンクリートなどの躯体壁に、ボンド(GLボンド)を団子状にして貼る工法です。

このGL工法は、施工価格が安く工期が早い為、マンション・ホテル・オフィスビル・店舗等、様々な場所で多く使用されている工法です。

マンションで隣の音が良く聞こえる場合は、ほとんどがGL工法です

マンション等で、この工法を用いると遮音性能が、D値で1~2ランク程度、躯体壁直の場合より低下してしまいます。

プラスターボードと躯体間の空気層による板の共振により、160Hz~400Hzぐらいで低下し、プラスターボードのコインシデンス効果により3kHz~8kHzで低下します。

これにより、隣戸のテレビの音、人の声が良く聞こえ音が漏れるといった苦情が多発して、問題となっています。

マンションの場合、このGL工法の改善は、このGL壁を両面壊せば、1~2ランク上がるので通常の生活には支障が無い状況になると思われます。


高層マンション防音工事の注意点

高層マンションでは、建物の軽量化のためマンション界壁(隣戸との境壁)がコンクリートではありません。

この遮音性能は、例えば、同じDr-50で1級であっても、コンクリート壁と軽量壁との差があります。

Dr値では、評価されない125Hzより低い周波数で遮音量がかなり低下してしまいます。

つまり、ピアノの音等が、通常のマンションと比較して、よく聞こえる場合があります。

このようなマンションにピアノ防音室・ドラム防音室等を作る場合は、特に注意が必要です。


マンション防音工事(防音室)の検討ポイント

マンション防音工事(防音室)では、防振設計が必要不可欠となります。

その具体的な理由は、次の通りです。

音には空気を伝播してくる「空気伝播音」と、壁・床・天井等の物体内を伝播する「固体伝播音」があります。

固体伝播音は、その物体が振動することで音が伝播するので、壁などを厚くするだけでなく、防振構造(浮遮音層)が必要となります。

したがって、防音室の防音工事では・・

  • 部材間に空気層をとった二重壁を構成する。
  • 床に伝播する振動に対しては、防振構造(浮き床工事)にする。

などの防振設計がポイントになります。

苦情の発生しているマンション防音工事(防音室)では、防振構造が無い、または十分でないことが多いため注意が必要です。


以上が、マンション防音工事(防音室)の基礎知識と検討ポイントについてのご説明です。

マンションの防音工事(防音室)には、高度な技術力が求められますので、防音室工事業者を選ぶ際は、慎重に検討しましょう。

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