遮音等級の求め方と測定方法

遮音性能の概要と測定方法について

遮音性能の概要とポイント・遮音性能の測定方法について、ご説明致します。

遮音性能とは?

遮音性能とは、音源側と受音側の音圧レベル差を測定し、そのレベル差が遮音性能となります。

遮音性能の表示は、遮音等級の基準特性を用いて、Dr-40・Dr-50等の遮音等級で行います。


遮音性能 遮音性能1 遮音性能測定

遮音等級の求め方

遮音等級の求め方は、125~4000Hzの各1オクターブ帯域における音源側と受音側の音圧レベル差を図中にプロットして、例えば、それらの値が全てDr-40の基準曲線を上回る時、その遮音等級はDr-40だということになります。

遮音性能の測定方法について

遮音性能測定は、JISA1417(建築物の現場における音圧レベル差の測定方法)に準じて行います。

遮音性能測定には、部屋と部屋の遮音性能を測定する室間音圧レベル差の測定と、扉・窓等、各部位を測定する特定場所間音圧レベル差の測定の2種類があります。

ピンクノイズ発生器を拡声系に接続し、音源側にてスピーカを駆動し、音源側と受音側の各測定点の音圧レベルを1/1オクターブバンド毎に測定します。

測定箇所1カ所につき標準5点の測定を行います。

特定場所間音圧レベルの場合は、測定場所の面積等により3点程度にすることもあります。

また、受音室での暗騒音を測定し、暗騒音と測定値のレベル差により、暗騒音補正をおこないます。

測定のポイントは、音源側に外部など暗騒音が高い方を選択するということです。

遮音性能の評価方法

「建築物及び建築部材の遮音性能の評価方法ー第一部:遮断性能」に示される空気遮断性能を評価するための基準曲線Drの周波数特性と等級を用いて評価します。

各周波数における測定値をプロットして、結んだ曲線に対して、等級曲線を全て上回る一番高い等級曲線をその等級と読みます。


以上が、遮音性能の概要とポイント・遮音性能の測定方法について、ご説明です。

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